60歳定年退職してFIRE!(FIRA60)

ニューヨーク、グランドセントラル駅構内時計、2017年撮影
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自己紹介

はじめまして!タツマル🐲と申します。

私はつい先ごろ、60歳で定年退職し、自由な生活を始めた、そこいらのオッサンです。

大学を卒業して入社した会社に37年4ヵ月勤務し、無事定年を迎えることができました。

家族は5歳年下の妻のみ、子供はいません、そして両親はいずれも他界。

現在、東京都内の賃貸マンションに、妻と二人でゆったり暮らしています。

人生100年時代、60歳定年後も雇用延長で65歳まで、さらにはそれ以降も働く人が多い世の中。

まして家族がいて、しかも賃貸住まい・・😅

にもかかわらず、60歳で会社員を辞めることを選択した私。

この状況で退職するのは、もはやアーリーリタイヤといっても過言ではありません(よね?🙄)

経済的に自立して早期退職する、という意味の「FIRE(Financial Independence Retire Early)」という言葉があります。

そして、日本で一般的な定年年齢である60歳前後でFIREすることを、FIRA60(Financial Independence Retire Around 60)と称するようです。

つまり私はFIRA60、すなわち60歳「定年FIRE」を実践する、そこいらのオッサン、というわけです😉

定年FIREに踏み切った理由

私が勤めていた会社は、東証プライム上場の大手企業。働く環境は悪くないので、定年に達した社員の大半が再雇用を希望し、60歳以降も継続勤務します。

しかしながら私は、定年再雇用を辞退して、そのまま退職する道を選びました。

それは何故か?

主な理由は次の3つです。

  1. 会社がイヤになった
  2. 健康なうちに自由な時間が欲しかった
  3. 退職後もそれまでの生活水準を維持できる見通しが立った

ひとつずつ簡単にご紹介します。

会社がイヤになった

全くもって身も蓋もありませんが、会社を辞める理由って、ほとんどがこれですよね~。

ご多分に漏れず私も、はっきり言って会社に行くのがイヤでした。最後の数年はもう!早く辞めたくてしょうがなかったです。

と言っても、ブラック企業だったとかパワハラ上司がいたとか、そういうわけではなく、勤務先自体は良い会社でした。

私自身、会社でそれなりに評価もしてもらい、役職や報酬はどんどん上がっていきました。

・・んが!役職が上がるたびに部署異動があり、全く未経験の職場に管理職として落下傘のように降りていく、みたいなことを繰り返してたんです。

未経験の仕事では、自分の専門性を活かすことができず、メンバーに思いっきり頼りながら、なんとか日々をやり過ごす、といった状況・・・。

以前は感じていた仕事の手応えが感じられず、自分の実力のなさ、ふがいなさに苦しむ日々が続きました。

組織に貢献できていない、という心苦しさを感じる一方、そのように自分を苦しめる職場に嫌気がさしてきたんです。

とてもじゃないけど、この会社で定年再雇用後もずっと働きたいとは思えませんでした。

健康なうちに自由な時間が欲しかった

冒頭に述べた通り、私の両親はいずれもすでに他界しています。

父は80歳で死亡。68歳のときにクモ膜下出血を発症し、手術で一命をとりとめましたが、その後12年間、亡くなるまで病院のベッドで寝た切りでした。入院中は歩くことも喋ることもできず、私のことも認識できていない様子でした。

母は81歳で死亡。80代に差しかかる頃に脳腫瘍、そして肺がんを発症しました。すぐに治療を始めましたが改善が見られず、入院してから間もなく亡くなりました。

私自身、50代半ばまでに相次いで両親を失ったことで、今後の自分の人生について、いろいろと考えるようになったんです。

両親とも80歳で死亡、というか、すでに70代で著しく健康を害していました。

自分もそうなるかも?と思うと、「65歳とか70歳までフルタイムで働いている場合じゃない。健康でいるうちに自由な時間が欲しい!」と考えた次第です。

退職後もそれまでの生活水準を維持できる見通しが立った

このように、「ストレスフルな職場から脱出し、健康なうちに自由な時間を過ごしたい」と思ったのですが、それには先立つもの、つまり経済的な基盤が必要となります。

幸い私は、60歳到達時点でそこそこの金融資産を積み上げることができました。

今後、受給予定の年金と、現在保有する金融資産を活用することで、退職後もそれまでの生活水準を概ね維持できる、との見通しがたったわけです。

であれば、無理してイヤな職場に居続ける必要はありません。

ついては60歳になった2024年7月、長年勤めた会社を定年退職したわけです。

ブログでお伝えしたいこと

今現在、定年退職して4ヵ月が過ぎました。特に何をするわけでもなく、かといって暇を持て余すこともなく、日々楽しく心地良く過ごしています。

在職中はいつも、何かしら気の重い事柄があり、常にストレスにさらされていましたが、今はとても穏やかな毎日ですね~😊

こんな生活を送れるようになったのはやはり、早くから経済的自立を目指し、その実現に取り組んできたからだと思うんです。

このブログでは、一介の会社員に過ぎなかった凡庸な私が、試行錯誤の末に経済的自立を果たし、自由を獲得したプロセスを綴りたいと思ってます。

どのようにして収入を伸ばし、お金の使い方を見直し、そして投資に取り組んできたか?さらには、その行動のベースとなる、お金の考え方についても、整理して書いていきたいです。

また、定年退職後のこれからの人生において、構築した資産をどのように取り崩し、活用していくか?についても、リアルタイムに書こうと思います。

いずれも可能な限り、実際の情報や金額等を赤裸々にお見せしながら、私自身の実例を具体的かつ詳細にお伝えする所存です。

「定年なんてまだまだ先だもんね~😏」という若い人から、間もなく定年を迎える人たちまで、多くの皆さんのお役に立てる内容にできれば、と思います。

ぜひ、このタツマログを読んでいただき、応援していただけると嬉しいです!

よろしくお願いしまーすm(__)m

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